『君はなぜ働くのか』感想|仕事に悩んでいる人に読んでほしい一冊

今年の4月から新しい仕事に就き、早くも3ヶ月が経ちました。
少しずつ業務には慣れてきたものの、「このままでいいのか」「自分はこの仕事に向いているのか」と、悩みが出てくる時期でもあります。

そんなとき、YouTubeで「仕事に悩んでいるときに読むべき本ベスト5」という動画を見つけ、その中で紹介されていたのが『君はなぜ働くのか』という本でした。
タイトルを見た瞬間、まるで今の自分に問いかけられているような気がして、すぐに図書館で借りて読むことにしました。
読んで印象に残ったこと
この本を読んで特に心に残ったのは、「仕事の向き合い方一つで、自分の人生そのものが大きく変わっていく」という考え方です。
たとえば、ただ「生活のため」「仕方なく働く」と思いながら仕事をするのと、自分なりの意味や目的を見出して働くのとでは、同じ仕事でも感じ方や成長の仕方がまったく違ってきます。
そしてもう一つ印象的だったのが、「人にはいろんな楽しみがあるけれど、その中で一番大きなものは“自分の成長”」という言葉でした。
昨日できなかったことが、今日できるようになる――。
そのことに大きな喜びを感じるようになることこそが、人間の本当のやりがいなんだと改めて気づかされました。

正直、今の自分の仕事も「これは何の役に立っているのか分からない」と思う場面が少なくありません。
でも、本書を読んでからは「意味が見えにくいときこそ、自分なりに小さな意味を見つけて、目の前の仕事に集中することが大切」だと感じるようになりました。
遠い将来のゴールばかりを考えるのではなく、「今ここ」の仕事に向き合っていく――
そんな意識を持つだけでも、少しだけ道が開けてくるような気がしています。
この本を読んでからの変化
この本を読んでから、「もっと前向きに、主体的に働こう」という気持ちが芽生えました。
人生は一度きりですが、その中で仕事をしている時間はとても長い。

だからこそ、そこにしっかりと自分の意思で関わることが、人生全体の充実感にもつながっていくのだと思います。
こんな人におすすめ
『君はなぜ働くのか』は、仕事に悩んでいる人だけでなく、
- これから社会に出る学生さん
- やりたいことが見つけられない人
- 働き始めたばかりの20代
- 仕事にやりがいを感じられずにいる人
- 将来にモヤモヤを感じている人
そんな方々にこそ、読んでほしい一冊です。

読み終わったあと、きっと「もう少し前向きに働いてみよう」と思えるようになるはずです。
私自身も、これからの働き方に少し光が見えたような気がしています。
まとめ
『君はなぜ働くのか』を読み終えて、働くことに対する見方が少し変わりました。
今までは「何のために働いているのか?」と漠然と考えることはあっても、その答えを深く掘り下げることはありませんでした。
でもこの本が教えてくれたのは、「正解」を探すことよりも、「自分なりの意味」を見つけて前に進むことの大切さです。
仕事には迷いや不安がつきものですが、それをどう受け止めるか、どう乗り越えるかで人生の質は大きく変わってくる。
昨日より今日、今日より明日――少しずつ成長していくことにこそ、働く意味があるのかもしれません。
「なんとなく働いている」そんな自分に違和感を覚えたら、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
読んだあと、少し前向きな気持ちで明日を迎えられる。
そんな本でした。
これからも、私の人生を支えてくれた本をコツコツレポートしていきます!
それではまた!