『月18.5万円が入ってくる高配当株式投資』が初心者におすすめな理由

「配当金が毎月もらえたらいいな…」
そんなぼんやりした憧れから、私は“高配当株”という言葉に興味を持ちました。
でも、正直言って何から始めたらいいのか、どんな本を読めばいいのかさえ分からない状態。
そんなときにYouTubeで紹介されていたのをきっかけに手に取ったのが、『オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株式投資』という一冊です。
専門用語が少なく、図や具体例も多く、読んでいるうちに「投資ってこうやって考えるんだ」とストンと腑に落ちる感覚がありました。
まったくの初心者だった私でも、スラスラ読めて「これなら自分にもできるかも」と思える内容でした。
今回はこの本を読んで学んだことや、実際に私が感じたことを初心者目線でレビューしていきます。
第1章:月18.5万円の配当金を得るまでのリアルな道のり
冒頭の第1章では、著者・長期株式投資さんがどのようにして月18.5万円の配当金を得られるようになったのか、その道のりがリアルに語られています。
具体的な投資額、配当金がどのようなペースで増えていったのか、どんな失敗があったか、それをどう乗り越えたかなど、実体験ベースで書かれています。
これから高配当株式投資を始める自分にとってとても参考になりました。
第2章:リスク回避率を上げる「3つの指標」
続く第2章では、高配当株を選ぶうえで欠かせない「3つの指標」が紹介されます。
- 配当利回りが高い=良い銘柄とは限らない
- EPS(1株あたり利益)をチェックして、稼ぐ力を確認する
- PBR(純資産倍率)で、株価が割安かどうかを見極める
数字に苦手意識のある私でも理解できるよう、わかりやすく丁寧に解説されており、
「感覚ではなく、根拠を持って投資する大切さ」がしっかりと伝わってきました。
今ではこの指標を必ずチェックしています。
第5章:株価暴落への備えとマインドセット
そして、私が本書の中でも特に読み返したのが第5章「株価暴落」についてです。
ここでは、過去の暴落時の下落率や、暴落がどれくらい続いたか、そして暴落時にどういう気持ちでいるべきかが具体的に書かれています。
実は私は、2024年8月5日に起きた株価の急落に直面したとき、この章を何度も読み返しました。
不安でいっぱいだった中、「今はこういうフェーズなんだ」と冷静に捉え直すことができ、高配当株式投資を続ける強い支えになってくれたのがこの章でした。
初心者にとって、株価が下がるのは怖いもの。
でも、この章を読むことで「暴落もまた投資の一部」と受け入れられるようになり、長期投資の姿勢が少しずつ身についてきたように思います。
第6章:「死ぬまで持ちたい17銘柄」の紹介
第6章では、著者が「死ぬまで持ちたい」と考える17の銘柄が紹介されています。
それぞれの銘柄について、投資判断の理由や企業の特徴が分かりやすく解説されていて、初心者の私にも「こういう理由で選ぶのか」と納得できる学びが多くありました。
私も、この17銘柄を参考に高配当株式投資をスタートしました。
第7章:ゼロから配当投資をスタートするなら
第7章は、配当投資をゼロから始めたい初心者に向けた実践ガイドです。
口座の開設から、どんな銘柄をどう選ぶか、どのように購入するのか?
など、注意点までが丁寧に解説されており、
「まさに今の自分に必要な情報がここにある!」と感じながら読み進めました。
初心者でも分かるように丁寧に解説してあるのでとても参考になります。
第8章:投資賢者の名言に学ぶ“ぶれない投資姿勢”
第8章では、ウォーレン・バフェットをはじめとする投資の賢者たちの名言が紹介されています。
短くても深い言葉ばかりで、初心者の私にとっては、**「ぶれない投資の軸」**を心に刻むことができるような章でした。
落ち込んだときや迷ったときに、何度でも読み返したくなる内容です。
特別付録:ケース別「至高の投資書籍10冊」
巻末の特別付録には、**ケース別に役立つ「至高の投資書籍10冊」**が紹介されています。
「もっと学びたい」「違う視点で理解を深めたい」と思ったときに、次に読むべき本がすぐ見つかるのでとても助かりました。
私もここで紹介されている本を読み、株式投資の理解を少しずつ深めて行きました。
この本はこんな人におすすめ
これから配当投資を始めたい初心者の方にとって、最初の1冊として心からおすすめできる本です。
特に以下のような方にはオススメです。
- 投資に興味はあるけれど、まだ始められていない人
- 高配当株について基本から学びたい人
- 「配当で生活したい」と思いながら、何から始めればいいか迷っている人
- 銘柄選びやリスクの見方を知りたい初心者の方
- 株価が下がると不安になってしまう人
読んだあとは、「難しい」ではなく、「やってみたい」「やってみよう」と思えるようになるそんな力を持った一冊でした。
私は何度も読みかえし、日々勉強しています。
まさに「高配当株式投資の教科書」です
それでは、また